川上哲治展、6日再開 愛用の赤バットの展示も 人吉市

 プロ野球巨人軍で選手・監督を務めた人吉市出身の故川上哲治氏の偉業をたたえる特別展が、6日から人吉市の人吉クラフトパーク石野公園・道の駅人吉で再開する。同展は新型コロナウイルスの影響で2月末から休止していた。7月末までは土日・祝日のみ。

 川上氏の生誕100年を祝い、市などでつくる記念事業実行委員会が実施する「川上イヤー」事業の一つ。昨年11月から1年間の予定で開いている。

 会場には巨人軍の永久欠番となった背番号「16」のユニホームなど、川上氏ゆかりの約150点が並ぶ。再開に合わせて7月末までの期間限定で、川上氏愛用の赤バットの実物や、古葉竹識、秋山幸二氏ら県出身のプロ野球選手のユニホームなども展示する。

 入場無料だが、来館者に新型コロナ対策でマスクの着用とアンケートへの回答を義務付けている。回答者に抽選で、赤バットのレプリカをプレゼントする。(吉田紳一)

熊本日日新聞 2020年6月6日掲載

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