横浜DeNAは16日、オンラインイベント「ファンミーティング」を開催し、ラミレス監督が開幕戦の先発オーダーを発表した。焦点となっていた捕手には故障明けの伊藤光を指名。リーグ屈指の破壊力を誇るラインアップに自信を見せ、「今年は毎日ベストを尽くしてリーグ優勝、日本一を目指す」と誓いを立てた。
22年ぶりの頂点へ、6年連続で負け越している阪神対策は欠かせない。「いつもいい勝負をして最後に負けている試合が多い。今年は違うシーズンにする。勝率5割か貯金をつくれたら優勝はかなり見えてくる」と不敵な笑みを浮かべた。
イベントには今永、山崎、石田、佐野、宮崎も参加。2年連続開幕投手のエース左腕は「開幕戦で勝つことを頭に入れて過ごしてきた。1年を象徴するピッチングがしたい」と意気込みを表明。新キャプテンは「まだ1年間、出続けたことがないけど、20本塁打を打ちたい」と目標を掲げた。
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チームはイベント前、横浜スタジアムでナイター練習を実施。右肘の張りを訴えていたオースティンも参加した。首の張りで名古屋遠征を回避していた伊藤光は、16日の2軍戦に6番指名打者で出場した。ラミレス監督は2人について「開幕は問題ない」と強調した。
得点力アップには梶谷がキーマンとなりそう。「彼は沖縄(キャンプ)ではバックアップだったが、努力して自分の力で勝ち取った」と期待を寄せた。