2020年のD1グランプリに参戦するWeins 横浜トヨペット with 俺だっ!は6月17日、参戦車両『エヴァRT初号機GRスープラ』のお披露目イベントを開催し、エヴァンゲリオン初号機カラーをまとったD1参戦用GRスープラを公開した。
2020年で設立10周年の節目を迎えたエヴァンゲリオンレーシングは、スーパーGTや鈴鹿8時間耐久ロードレースへの参戦に加え、今年はドリフト競技の最高峰であるD1グランプリにも参戦を開始する。
チームはD1に豊富な参戦経験を持つ『俺だっ!レーシング』とコラボし、『Weins 横浜トヨペット with 俺だっ!』として参戦する。俺だっ!レーシングはTeam TOYO TIRES DRIFT GR SupraとしてもD1に参戦するため、GRスープラ2台体制を構築することになる。
初号機カラーをまとうエヴァRT初号機GRスープラはマレーシア人のツンクー・ジャン・レイがドライブする。タイヤはTOYO TIRESだ。
ジャン・レイはマレーシアや中国のドリフトシリーズを中心に戦ってきたドライバーでFIA IDCインターコンチネンタル・ドリフティングカップへの出場経験はあるものの、D1グランプリに参戦するのは今年が初めてだ。
17日、チームはYouTube Liveを通じて完成お披露目イベントを開催。ここで実車を披露し、ジャン・レイが意気込みを語ったほか、チームに華を添えるエヴァンゲリオンレーシングRQ2020、2020 Team TOYO TIRES DRIFT GALSも登場した。
横浜トヨペットの宮原漢二代表取締役社長は「神奈川県を拠点に活動している私たちにとって、これからも、どのように神奈川県と成長していけるか、そして神奈川県に恩返し、貢献ができるかがテーマ」だと語る。
「私たちの得意分野はクルマです。レースを通して地元貢献させていただくことも、我々にとって大事な役割です」
「今年はエヴァンゲリオンレーシング10周年という節目に、コラボレーションする機会を得られました。本当に特別な機会だと思っています。エヴァの聖地は神奈川県箱根。私たちも神奈川県が拠点です。もうこれは”シンクロ率400%”と言えるでしょう!(笑)」
「本年はTeam TOYO TIRES DRIFT GR Supra、Weins 横浜トヨペット with 俺だっ!として2台のGRスープラを走らせます。この2台が最高の形でレースに挑めるよう、私たちが得意とする技術力で支えてまいります」