鈴鹿8耐に向けてヨシムラが鈴鹿でテストを実施。渡辺一樹が2分05秒台に突入!

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 6月17日、ヨシムラが三重県・鈴鹿サーキットでテスト走行を行い、渡辺一樹が2分05秒965の好タイムをマーク。午後のセッション終了間際にスプーンカーブ進入で転倒するアクシデントはあったものの、渡辺にケガはなく、チームもホッと胸をなで下ろしていた。

「2カ月以上レーシングバイクに乗っていなかったので、最初は人間の慣らしから始めました。なかなかタイムが出なかったのですが、最後に2分05秒台に入れることができました。気温の上がったコンディションでのタイムなのでポジティブな手応えがありました」と渡辺。

「鈴鹿8耐に向けてのテストなので、まだまだやりたいことがありますし、新しいセットにもチャレンジしながら、いろいろアイデアを出し合い有意義なテストになりました。あらためてサーキットを走るのは、楽しいですね」

渡辺一樹(ヨシムラ)

 ヨシムラは、2020年シーズンの体制発表を東京モーターサイクルショーで行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受けて中止となったため、正式な発表ができないままとなっていた。今のところヨシムラのアイデンティティとも言える鈴鹿8時間耐久ロードレースへの準備を進めている。

ヨシムラの加藤陽平監督

「現時点では、鈴鹿8耐に出ることは予定していますので、それに向けたマシン開発を行っています。スケジュールが合えばマシン開発を兼ねて全日本ロードレースに参戦するかもしれません。あとは、EWC世界耐久選手権を戦うSERT(SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM)のサポートもあるのですが、渡航制限がどうなるか不透明なところです」と加藤陽平監督。

2020年鈴鹿8耐に向けて鈴鹿でテストを行った渡辺一樹(ヨシムラ)

 まだライダーラインナップは未定だが、2020年の鈴鹿8耐は、史上初の秋開催となるだけに、2人体制で臨む可能性もあるという。第1回鈴鹿8耐のウイナーであり、日本のモーターサイクルレース史で欠かすことのできない存在であるヨシムラ。2009年以来5度目の優勝を狙っている。

緊急事態宣言の解除後に鈴鹿サーキットでテストを行った渡辺一樹(ヨシムラ)
渡辺一樹(ヨシムラ)
鈴鹿サーキットで2分05秒965をマークした渡辺一樹(ヨシムラ)
緊急事態宣言の解除後、久々に鈴鹿サーキットを走った渡辺一樹(ヨシムラ)
鈴鹿サーキットでヨシムラの鈴鹿8耐マシンをテストした渡辺一樹(ヨシムラ)