日本で働くには?履歴書・面接・職場のマナーを一挙公開!

日本で働くのも夢じゃない

日本のドラマやアニメを見て、日本での社会人生活を思い描いている人はいるかもしれません。

基本的にワーキングホリデーで日本に来る場合は日本語能力検定でN3以上、日本で正社員になるにはN2以上の日本語レベルがあれば、達成不可能な夢ではありませんよ。今回は、正社員になる方法、履歴書の書き方、面接時の服装、日本の基本的な職場マナーなどを簡単に紹介します。日本で働きたいと思っている方は、ぜひ読んでみてくださいね!

日本で正社員になるには?

ワーキングホリデーがなかった昔、日本に留学してそのまま住み続けたい人は、大学を卒業する前から働き始めていました。しかし、現在ではワーキングホリデーを利用して職場体験をしたり、日本語を勉強したりアルバイトと並行しながら仕事を探すのが新しい方法となっています。

ワーキングホリデービザを持っていなくても問題ありませんし、企業によっては外国人の求人を公募しているところもあります。しかし、観光ビザの場合、就職活動に参加することが滞在目的ではないので、日本での就職活動のために観光ビザを利用するのは得策ではありません。

一般的な入社方法としては、入社したい会社で短期間だけアルバイトをして、就労ビザの有効期限が切れる前に、実績があれば就労ビザの申請をサポートしてくれるという流れです。ホテル、旅行代理店、商社、海外営業、翻訳、不動産、IT業界など、外国語の専門知識が必要とされる職種が向いています。

手書きの履歴書

履歴書は文房具店やスーパー、100円ショップなどで買うことができ、手書きで書くのがオススメです。黒のボールペンで書き、字は小さすぎずきれいに、修正液はできるだけ使わないよう(目立たないよう)にしなければなりません。

日本では、道端やスーパーの店頭などに証明写真専用の機械が設置されています。履歴書用に写真を撮るときは、白シャツに黒のジャケットなどを着てフォーマルな服装で撮影するようにしましょう。

面接時の服装

面接では黒のスーツがもっとも無難で一般的です。必ずしも黒のスーツを着なければいけないわけではありませんが、過度にカジュアルな服装は避けた方がよいでしょう。

正社員面接のときは、男性は黒のスーツに控えめな色のネクタイ、白シャツ、黒の靴、黒の靴下、黒など控えめな色のビジネスバッグ。女性は黒のスーツ(パンツまたはスカート)、白シャツ、黒のヒール、肌色の靴下、黒など控えめな色のビジネスバッグで行きましょう。

面接では明るい色の髪はNG(できれば髪を染めないようにしましょう)。ネックレスやイヤリングは外しましょう(時計はOK)。派手なアクセサリーや服装もNGです。

男性の場合、髪は長すぎず、ひげはきれいに剃っておくこと。女性の場合はポニーテールを結ぶこと、軽いメイク、ストッキングは肌の色に合ったものを選ぶこと。靴は黒のローヒールの靴を選ぶとエレガントに見えるのでオススメです。

日本の職場での基本的なマナー

朝、昼、夜関係なく、挨拶をするのが基本的なマナーです。朝は「おはようございます」と挨拶し、会社のトイレや廊下、飲食店やお店などで同僚や上司と会った時には「お疲れ様です」と挨拶をし、退社時には「お先に失礼します」「お疲れ様でした」と挨拶をするのがマナーです。

また「すみません」「ありがとうございます」は事あるごとに使います。

まとめ

短期の楽しいアルバイトや、会社員としての中長期のやりがいのある仕事、日本にはさまざまな仕事があります。日本語能力があるなら、まずは一度面接を受けてみて、日本で仕事の経験を積んだり、技術を習得してみるのはいかがでしょう?

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