沙羅双樹の花の色・・・ 朝に咲き夕に散る 今が見ごろ

夏の訪れを告げる純白の花、沙羅双樹の花が三重県津市にある円光寺で見ごろを迎えています。

円光寺の境内には沙羅双樹の木が15本植えられ、今年は6月に入ってから咲き始めました。

沙羅双樹の木は剪定すると枯れてしまうなど育てるのが難しく、これほどの木が同時に楽しめるのは珍しいとされています。

沙羅双樹は朝に花を咲かせ夕方には地面に落ちてしまうことから、平家物語の冒頭にははかないものの例えとして「沙羅双樹の花の色盛者必衰の理を表す」と記されています。

円光寺の沙羅双樹は、6月下旬まで楽しめるということです。

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