長崎法人会に法務相感謝状 更生保護施設を支援

感謝状を受け取る安達理事(右)=長崎市、長崎保護観察所

 少年院や刑務所を出た人を一時的に受け入れ、自立を支援する更生保護施設「長崎啓成会」(長崎市田上2丁目)を支援したとして、公益社団法人「長崎法人会」は16日、法務大臣感謝状を受けた。
 長崎法人会は長崎、西海2市と西彼杵郡の経営者でつくる法人。社会貢献活動に力を入れており、施設の全面改築経費の一部として50万円を寄付した。施設は今月中に完成し、7月から運用を再開する予定。
 長崎保護観察所の古賀正明所長が、同法人の安達健太郎理事(57)に感謝状を伝達した。安達理事は「お役に立ててうれしい。地域貢献活動を続けたい」と話した。施設の運営法人の小濵正美理事長(94)は「心新たに、施設の効果を十分発揮できるように努めたい」と語った。

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