乗客が新幹線列車間を移動する異常時対応訓練、東海道新幹線 新富士駅で7月16日実施

東海道新幹線 新富士駅で7月16日、実車を用いた異常時対応訓練を実施する。

JR東海は、大規模災害や不測の事態の発生に備え、社員の対応能力を向上させるべく、各現業機関での通常の教育訓練に加え、本線での実際の新幹線車両を活用した実践的な大規模訓練を実施。

今回は、豪雨により長時間運転を見合わせる状況になったことを想定し、新富士駅の上り本線と上り副本線に、それぞれ列車を停車させたあと、停車中の列車間に渡り板を設置し、身体の不自由な乗客なども含めて、上り本線の列車からホームに案内する訓練を行う。

参加者は、駅員、運転士、車掌、パーサー、設備保守担当者、管理部門の社員など約100名。

訓練は次のような内容。

・新富士駅の上り本線と上り副本線に、列車を停車させる。

・上り本線の列車から上り副本線の列車に渡り板を設置する。

・上り本線の列車に乗車中の客、身体の不自由な客も含め、上り副本線の列車を経由してホームへ案内。

・駅に出動した設備保守担当者も協力し、乗客を案内する。

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