佐世保港や鎮守府関連の書や日本画 島瀬美術センター

鎮守府ゆかりの書や日本画が並ぶ会場=佐世保市、島瀬美術センター

 「日本遺産 佐世保鎮守府開庁・佐世保港開港130年記念展」が、長崎県佐世保市島瀬町の島瀬美術センターで開かれている。28日まで。無料。
 昨年7月に鎮守府開庁と開港から130周年を迎えたことを記念し、同センターが企画。明治期の佐世保や鎮守府にゆかりのある書や日本画、写真など約50点が並ぶ。海軍大将を務めた東郷平八郎が、第2、3代佐世保市長の内田政彦に送った書簡や、佐世保港の絵画、戦艦武蔵の模型なども展示している。
 安田恭子館長は「最後の130周年記念イベント。貴重な書や日本画を、この機会にぜひご覧いただきたい」と話している。

© 株式会社長崎新聞社