新たなハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアのアップグレードで将来の拡張現実／AIアプリケーションに対応、オペレーターの負担を削減して効率的な意思決定をサポート
米バージニア州アーリントン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- フリアーシステムズ（NASDAQ：FLIR）は本日、Star SAFIRE® 380Xハードウェア・ファームウェア・ソフトウェア・アップグレードをリリースしたと発表しました。Star SAFIRE 380-HDや380-HDcなど、世界的に導入されているStar SAFIREジンバル・システムで先進的イメージ補助機能をサポートしました。
40カ国以上の軍隊と警察から超長距離可視光・赤外線イメージング能力で信頼を受けているFLIR Star SAFIREシステムは、固定翼航空機とヘリコプターで運用され、軍隊、捜索・救助、国境・海岸警備、空挺法執行の幅広い目的で利用されています。この全面的な380Xアップグレードは、オペレーターの負担を削減することで、迅速でインテリジェントな意思決定をサポートします。構成をカスタマイズできるマルチタイルの映像管理やビジュアル・ユーザー・インターフェースを備え、タッチスクリーンやストリーミング・タブレットにも対応しています。
新しい380X技術がオペレーターに提供する機能：
- 明瞭さの改善：380Xのシンチレーション除去フィルターが大気の影響を排除することで検知が難しい細部を明らかにしますので、オペレーターの詳細認識が向上します。
- マルチ映像管理：複数の映像ソースからの映像を同時に見ることができ、すべてのカメラ・ペイロードに加えて外部映像入力にも対応しています。
- 新しいユーザー・インターフェース：カスタマイズできるアイコン・ベースの画像でメニューを操作できるため、必要に応じて入力を高速化できます。
- ターゲティングの改善：今回のアップグレードの移動目標表示器（MTI）は、脅威を早期に高い確実性で特定するために役立ちます。今後の拡張として、拡張現実オーバーレイによって味方の位置や砲火禁止・制限区域を確認できるようにすることも予定されています。
- 拡張現実（2021年第2四半期予定）：今後登場するARマッピング・オーバーレイは状況認識を改善し、実環境でのミッションの描画、ユーザーによる認識の改善、優れたインテリジェントな意思決定の迅速化が可能になります。
フリアーのセンサー・システム担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのティム・ダラムは、このように述べています。「この革新的な380Xアップグレードで導入された技術拡張では、認知負荷が低下し、人工知能の潜在能力をフルに活用してミッションの成果を拡大します。フリアーは生命と生活を救うことに力をいれており、Star SAFIREシステムの性能と伝統を大いに誇りに感じています。このような新機能によって能力が強化され、長期の厳しいミッションの中でオペレーターの緊張を和らげることに貢献します。」
Star SAFIREジンバル・システムは優れた画像安定化と超長距離イメージング性能を提供し、情報収集・警戒監視・偵察（ISR）、捜索・救助（SAR）、国境警備、海上巡視、部隊防御、前進観測のミッションで利用されています。
380Xアップグレードは現在、Star SAFIREの380-HDと380-HDcのシステムに提供されています。詳細については、www.flir.com/380Xをご覧ください。
フリアーシステムズについて
1978年に設立されたフリアーシステムズは、防衛、産業、商業用途のためのインテリジェントなセンサーソリューションに注力する世界をリードする産業技術企業です。フリアーシステムズのビジョンは「世界の第六感」となることであり、プロフェッショナルが人命や生活を守るために詳細な情報に基づいた意思決定を行う助けとなる技術を作り上げています。詳細情報については、www.flir.comをご覧になり、@flirをフォローしてください。
将来見通しに関する記述
本リリース中のティム・ダラムの発言、および上記契約や発注に関する本リリース中の他の記述は、1995年米国民事訴訟改革法の意味における将来見通しに関する記述です。それらの記述は、フリアーの事業に関する現在の期待・見積もり・予測に基づくものであり、これらの期待・見積もり・予測は経営陣による仮定に部分的に基づいています。これらの記述は将来の業績を保証するものではなく、予測困難なリスクや不確定要素を含んでいます。従って、実際の成果や結果は無数の要因により、そうした将来見通しに関する記述で表現または予測されたものと大きく異なる場合があります。要因の例には、本リリースで言及されたシステムを製造および納入するフリアーの能力、フリアーの製品価格の変更、フリアーの製品に対する需要の変化、プロダクトミックス、競合製品および価格の影響、重要コンポーネントの供給の制約、製造能力の過不足、製品をタイムリーに出荷するフリアーの能力、米国輸出規制に関する法令および規制に関するフリアーの準拠継続、その他フリアーが証券取引委員会に適宜提出する書類および報告書に記述されたリスクなどがあります。また、そうした記述は業界および市場全般の状況および成長率、および国内外の全般的経済環境に影響される可能性があります。そうした将来見通しに関する記述は、それらの記述がなされた日付時点での言及であり、フリアーはいかなる将来見通しに関する記述についても、本リリースの日付後の出来事または状況を反映する目的、または配信サービスまたはインターネットサービスプロバイダーにより本文書になされた変更に対応する目的で更新する義務をなんら負いません。
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