九州北部は土砂災害に警戒 関東はヒンヤリ

東西にながーく伸びる雲の帯。
何が原因か一目瞭然のその雲域は、広い範囲に曇りや雨の梅雨空をもたらしています。
特に九州北部では長い時間、活発な雨雲がかかり続け、長崎県の雲仙岳では24時間雨量が260ミリを超えました。
熊本県でも阿蘇市など、200ミリを超える大雨になった所があります。
この梅雨前線に伴う雨雲は南下しており、九州北部の雨は止んできましたが、これまでの大雨で地盤が緩んでいますので、土砂災害などに警戒が必要です。
午後は雨の中心は東日本や北日本になります。
特に関東は気温が上がらず、肌寒い空気ヒンヤリの雨が続きそうです。

気象予報士・多胡 安那

画像について:19日午前10時40分の衛星画像。

© 株式会社ウェザーマップ