仕切ってラン 制限してヨガ スポーツジムの新たな在り方

国内の複数の施設で新型コロナウイルスの集団感染が確認されたスポーツジム。

休業要請が解除され、営業再開から約1カ月が経った三重県四日市市にあるオリンピアスポーツクラブは、新型コロナウイルスの感染拡大により2度にわたって営業を自粛していました。

オリンピアスポーツクラブでは、激しい運動を行うランニングマシーンはマスクを外して使用するため、衝立で仕切りを設けています。

その他のマシーンの前には透明のシートを設置し、利用客に使ったマシーンの消毒の協力を呼びかけています。

国内の複数の施設でクラスターの発生が確認されたスポーツクラブだけに、利用客からは不安の声が相次ぎ、退会や休会する人も後を絶たなかったということです。

再開から1カ月が経ち、現在の1日の利用客は600人ほどで、通常時の半分にまで戻ってきたということです。

17日からは、人数制限を設けてスタジオレッスンも再開したほか、休業中に始めたオンラインでのレッスンも継続してます。

感染拡大の第2・3波に備える一方で、スポーツクラブの新たな在り方を模索しています。

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