長崎市の観光親善大使「ロマン長崎」の3人が11日、市内で長崎伝統のハタや吹きガラス作りを体験し、公式インスタグラムでその様子を発信した。新型コロナウイルスの影響で県内外での活動が制限される中、「できることから始めよう」と初めて企画した。
例年4~6月は県内外の祭りや物産展など10件以上の行事に参加し、同市の魅力をPRしているが、今年は5月末に市内で開かれた1件だけという。
同日はロマン長崎のメンバー5人のうち3人が参加。風頭町の小川凧(はた)店で店主の小川暁博さん(70)から由来や模様の特徴について教わり、和紙と竹で完成させた。松が枝町のガラス工房「瑠璃庵」では、吹きガラスと万華鏡を作った。
メンバーの櫻間涼花さん(23)は「長崎は楽しいと思ってもらえるような写真や動画を届けたい」と話した。今後も週1回程度、眼鏡橋周辺を散策する様子などを発信予定という。