南島原市が議案発表 タブレット端末配置など

 南島原市は18日、小学4年生~中学生にタブレット型端末(約2200台)を1人1台配置する「GIGAスクール構想」関連事業費1億3600万円を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案など、25日開会の定例市議会に提出する19件を発表した。
 補正予算案にはほかに、市特産のそうめんの輸出に伴う生産量拡大のため、工場を新設する事業者向けの補助事業費4500万円などを計上。2019年度で終えた小中学校特別教室への空調整備事業費を1億1400万円、退職者などの人件費を1億500万円、それぞれ減額し、全体では4100万円の減額補正となる。補正後の一般会計予算総額は394億6200万円(前年同期比18.6%増)。
 市議会運営委員会は18日、会期を25日から7月9日までの15日間とすることを申し合わせた。一般質問は30日、7月1日。新型コロナウイルス感染防止の観点から時間を短縮し、10人が登壇する。

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