東海地方初 清酒の地域ブランドに「三重」指定

伊勢志摩サミットで注目を集めた三重の酒。国税庁から酒類の地域ブランドとして認められる「地理的表示=GI」に「三重」が指定されました。

清酒でのGI指定は東海地方では初めてです。

県内34の酒蔵でつくる三重県酒造組合が今年3月末に指定を要請していたもので、酒の醸造に適した気候や優良な水が豊富であることが評価されました。

酒の特性は、温かみがあり芳醇とされています。

三重県酒造組合の清水慎一郎会長は「三重の酒というブランドを通して三重県の風土を国内外の人に知ってもらいたい」と話しました。

報告を受けた鈴木知事は「これを機に国内外の販路拡大などにつながれば」と期待を寄せました。

三重県酒造組合では7月ごろに審査を行い、一定の基準を満たした認定酒を選定することにしていて、早ければ9月にも認定を受けた日本酒が店頭に並ぶということです。

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