ベイ、広島に1対5で敗れる プロ野球、無観客で開幕

巨大チームフラッグが掲げられた無観客のライトスタンドを背に、開幕セレモニーに臨む横浜DeNAナイン=横浜

 新型コロナウイルスの感染拡大で延期が続いていたプロ野球が19日に開幕し、横浜DeNAベイスターズは横浜スタジアム(横浜市中区)で行われた広島東洋カープ戦に1─5で敗れた。無観客の中、2年連続で開幕投手を務めた今永昇太(26)は5回2失点で踏ん張った。ただ打線は散発4安打。二回にホセ・ロペス(36)が放ったソロ本塁打の1得点にとどまった。

 コロナ禍で開幕は3カ月遅れた。首脳陣や選手、スタッフは定期的にPCR検査を受けるほか、球場や移動中の感染予防対策を徹底してレギュラーシーズンを展開していく。

 143試合から120試合に短縮され、セはクライマックスシリーズ(CS)を断念。就任5年目のアレックス・ラミレス監督(45)率いるベイスターズは1998年以来となる22年ぶりの優勝、日本一を目指す。

© 株式会社神奈川新聞社