【MLB】球団別プロスペクトTOP10:ピッツバーグ・パイレーツ

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1位:ミッチ・ケラー(RHP)
2014年ドラフト2巡目(全体64位)指名。昨年はメジャーでは防御率7.13と苦しんだが、3Aでは防御率3.56、BB/9 3.0、K/9 10.7と好投した。平均95.4マイルと安定して力強いファストボール、縦に大きく割れるカーブ、新たに投げ始めたスライダー、チェンジアップと持ち球は豊富。チェンジアップと細かな制球に課題はあるが、エース級のポテンシャルを秘めている。

1位のケラーは次期エース候補として期待されている

2位:ケブライアン・ヘイズ(3B)
2015年ドラフト1巡目(全体32位)指名。広大な守備範囲、軽やかなフットワーク、柔らかいグラブ捌き、強肩を備えており、3B守備は既にゴールドグラブ級といわれている。打撃もプロ入り後に進歩をみせていたが、打率.261と昨年足踏みした。昨年の10本塁打が自己ベストと、パワーポテンシャルもまだ発揮できていない。父チャーリーも、メジャーで14年プレーした3Bだった。

3位:オニール・クルーズ(SS)
2015年7月に契約金95万ドルでプロ入り。2017年7月にトニー・ワトソンとのトレードでドジャースから移籍してきた。昨年は73試合で打率.298、8本塁打を記録している。201センチの長身に秘めた桁外れのパワーポテンシャルが最大の武器。運動能力に優れ、肩も強いため問題なくSSをプレーできているが、体格の大きさから長期的には3BまたはRF向きとされている。

4位:リオバー・ペゲーロ(SS)
2017年7月に契約金47万5千ドルでプロ入り。スターリング・マーテイのトレードの見返りとして昨オフにダイヤモンドバックスから移籍してきた。ほっそりとした体格をしているが、素早いスイングでハードヒットを量産する。守備では運動能力の高さが光る。技術面でも進歩をみせており、今後の体格の成長次第ではあるが、長期的にSSにとどまれる可能性を示した。

5位:クイン・プリースター(RHP)
2019年ドラフト1巡目(全体18位)指名。ファストボールは最速97マイルに達するフォーシームと、よく沈みゴロを量産するツーシームの2種類を扱う。変化の大きなカーブと、発展途上のチェンジアップも投げる。高卒としては完成度が高く、比較的早期のメジャー昇格を期待することができる。高校にはコーチがいなかったため、Youtubeを活用して独学でピッチングの勉強をした。

【MLB】球団別プロスペクトTOP10:索引

6位:コディ・ボルトン(RHP)
2017年ドラフト6巡目(全体178位)指名。プロ入り後に球速の上昇と制球の改善に成功し、評価を急上昇させている。回転量の多いフォーシームは最速97マイル、横変化の大きいツーシームは93-96マイルで投げ込まれる。新たに投げ始めたカッターは平均以上の評価。制球も安定しておりポテンシャルは高いが、怪我の多さと緩急のなさから、リリーフ転向のリスクもある。

7位:ターナ・トーマス(RHP)
2016年12月に契約金20万ドルでプロ入り。2018年オフの2対2トレードでインディアンスから移籍してきた。毎年著しい進歩を見せている選手で、昨年は最速100マイル、平均96マイルと大きな球速アップに成功した。平均以上のスライダーもあるが、現時点では直球頼みのピッチングスタイル。先発として活躍するためには平均以下のチェンジアップの改善が必須か。

8位:トラビス・スワゲッティ(OF)
2018年ドラフト1巡目(全体10位)指名。パワーとスピードのコンビネーションが光る選手だが、プロ入り後は課題の三振の多さに苦しんでいる。昨年はA+の121試合で打率.265、OPS.728、9本塁打、23盗塁だったが、後半戦はOPS.900と適応の兆しをみせた。優秀なスピードと平均以上の肩を持っており、CF守備にも定評がある。後半戦の数字がフロックではないと証明できるか。

9位:ブレナン・マローン(RHP)
2019年ドラフト1巡目(全体33位)指名。4位のペゲーロと同時に移籍してきた。耐久性のあるがっしりした体格から、力みのない投球フォームで投げ込まれるファストボールは、既に最速96マイルを記録する。鋭く変化するスライダーも高評価。カーブとチェンジアップは平均レベルのポテンシャル。非常に高い潜在能力をどの程度までものにできるかは、今後の制球面の成長次第。

10位:サミー・シアニ(OF)
2019年ドラフト1巡目(全体37位)指名。シンプルなスイングでコンスタントにハードヒットを生み出すことができる選手で、アプローチも既に洗練されている。体格は小柄な方だが、パワーポテンシャルを秘めているとみるスカウトもいる。足が速く、プロデビューではOF3ポジションすべてを守ったが、肩が弱いためRFには向いていない。兄のマイケルはレッズの8位にランクイン。