認知症のことを正しく理解し支援者となる人を地域に増やそうと、認知症サポーターの養成講座が21日に三重県津市で開かれました。
この講座は、認知症の母をもつ野田啓子さんが3年ほど前から開いるもので、高校生から70代まで幅広い世代約20人が参加しました。
講座では、野田さんの体験談のほか、ケアマネージャーとして高齢者や認知症の人と関わっている講師から認知症の症状や接し方について説明が行われました。
認知症の人への対応を紹介した映像では、ゴミ出しの決まりが分からなくなった人への対応が例に出され、「ゴミを出す日の朝に声をかけましょうか?」とサポートする様子が紹介されました。
次回の講座は8月2日に開かれ、受講者には認知症サポーターの証のオレンジリングが配られます。