フォーメーションは2019年シーズンに年間を通じて採用した「4-4-2」が基本形だが、2月23日の開幕戦で試したのは「3-4-3」だった。守備は両サイドのMFが下がって5バックになり、攻撃はボランチが低い位置からじっくりと組み立てる。攻守において積極性と連動性を重視したスタイルは、V長崎の新たな武器になっている。
多くのポジションでレギュラーと控えの差がなくなり、誰が出ても相手の脅威になり得る点も強み。今季加入した10人が定位置争いを活性化している。中でも、攻撃にアクセントを与えている氣田、粒ぞろいのFW陣、成長著しい右サイドの毎熊に注目したい。
今季の布陣 「3―4―3」が新たな武器に
- Published
- 2020/06/22 14:20 (JST)
- Updated
- 2020/06/22 14:43 (JST)
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