潜水士が水難救助訓練  ルールを守って海水浴を

三重県鳥羽市の海水浴場で22日、潜水士による水難救助訓練が行われました。

本格的な海のレジャーシーズンを前に、消防ではルールを守って海水浴などを楽しんでほしいと呼びかけています。

救助技術の向上などを目的に行われたもので、鳥羽市消防署などに所属する潜水士10人が参加しました。

海岸から50メートルほど離れた深さ4メートルの海に潜り、目印を中心に回りながら行方不明者を捜索する訓練などを行いました。

消防によりますと、鳥羽市では2017年9月からこれまでに水難救助事案が7件あり、夏場の海水浴に絡む事故や海への転落事故などが発生しているということです。

本格的な海のレジャーシーズンを前に、消防では天候の変化に注意し、酒を飲んだら泳がないことや、釣りなどの際はライフジャケットを着用するよう呼びかけています。

© 三重テレビ放送