たちばな信金 減収増益 2019年度決算 純利益2億1000万円

 たちばな信用金庫(諫早市、塚元哲也理事長)が22日発表した2019年度決算は、売上高に当たる経常収益が前期比0.31%減の22億9700万円、当期純利益は9.19%増の2億1千万円で、減収増益となった。
 本業のもうけを示すコア業務純益は8300万円。新社屋の建設関連費用などが減少し、前期(100万円)より大幅増。経常利益は2億2800万円(前期比20.50%増)。自己資本比率は0.15ポイント増の8.38%。同金庫によると、新型コロナウイルス感染症の影響で貸倒引当金を積み増したが、コア業務純益、経常利益、当期純利益はいずれも増加した。
 20年度は業務純益1億1800万円、コア業務純益7300万円、税引き前当期純利益8200万円を見込んでいる。19年度決算は、22日に開かれた総代会で報告、承認された。

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