斉藤和義書き下ろし楽曲「純風」が「じゅん散歩」新テーマソングに。高田純次「10万歩歩いちゃうかもね」

テレビ朝日で放送中の「じゅん散歩」(月~金曜午前9:55、関東ローカル)の新テーマソングが、斉藤和義の「純風」に決まった。

同番組では、“一歩一会(いっぽいちえ)”をテーマに、高田純次が毎回さまざまな場所を散歩し、そこで出会った人々と触れ合いながら街の魅力を紹介。

7月1日の放送から流れる新テーマ曲「純風」は、斉藤が番組で散歩している高田ををイメージした書き下ろし楽曲。斉藤は「今回のお話をいただいた時、高田さん大好きですし、すごくうれしいなと思いました。高田さんのあの『適当』な感じ、本当に尊敬しております」とオファー時を振り返った。また、「『じゅん散歩』の高田さんが散歩をしている雰囲気がフーテンの寅さんのようなイメージがあったので、その感じに合う軽快で、ちょっと跳ねたようなロックンロールで、お気楽な感じがいいなと思い作りました」と制作意図を明かした。

高田は楽曲の印象について「『純風』は軽やかな曲で、いつもだと1万歩歩いたらヒーヒーいうけど、5万歩、10万歩歩けそう。この曲を聴いていると、ガンガン歩いて、なんだったらバスやタクシーに乗っちゃってもいいんじゃないかって。そこまでノッちゃうような、ダイナミックで背中を押される感じですね」と絶賛。

今回の新テーマ曲のスタートにあわせ、番組オープニングも一新。高田が手掛け、いくつか登場するイラストのうちの1枚は、路地裏の小道に黒猫がたたずむ後ろ姿が印象的で、「斉藤さんがネコがお好きということで描かせていただきました。力を込めて楽曲を作ってくださったと聞いて、その分お前も心を込めて絵を描けという上層部からの指示がありまして(笑)、この猫の絵に一番力を入れました」とのこと。その高田渾身(こんしん)のイラストは「純風」のジャケットイラストにも使用されることが決定している。

最後に、高田は「歌詞に『まだこの世は楽しい』とあるんですけど、今の時代を見越して斉藤さんが書いてくださったんだと思います。鬱屈することもありますが、それを打破するような感じで、『純風』の曲にのって軽やかに歩いていきたいと思いますね」と今後の意気込みをアピールした。

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