【鎌倉2020】週末あじさい散策を予約なしで、ふらりと楽しむなら?

新型コロナウイルスによる県外移動制限も解除され、鎌倉のあじさいの見頃が気になる人も多いのでは?でも鎌倉で特に人気のあじさい名所である長谷寺は事前予約が必要だし、明月院は週末は閉門。成就院のあじさいは今年は咲きません。週末ふらりと行くなら、どこがおすすめ?穴場は?という方へ、2020年6月20日の鎌倉を現地ルポ!

今回のあじさい散策は、北鎌倉からスタート!

北鎌倉古民家ミュージアム

北鎌倉駅より徒歩2分。北鎌倉古民家ミュージアムは、築100年以上になる古民家を利用した展示スペースです。現在、館内展示はなく、「あじさいの小径」(大人300円)のみ。早速立ち寄ってみることに。

入るとすぐ、石畳の小径に迎えられます。あじさいと石畳の組み合わせは、なんとも風情がありますよね。

建物をぐるりと回り込むようなコースで散策できます。あじさいは、色も品種も、さまざまなものが植えられていて楽しめます。

出口に飾られていたあじさいの鉢が涼やかで印象的でした。

あじさいの色々な品種を愛でつつ、ささやかな散策を楽しむスポット。ただし、圧倒されるような迫力を求める人にはおすすめしません。筆者が訪れたのは6月20日の午前でしたが、途中写真撮影をする人を少し待つ程度で、さほど混んでいませんでした。

北鎌倉古民家ミュージアム「あじさいの小径」

所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内392-1

展示期間:2020年 6月1日(月)~ 2020年7月5日(日)

※開催期間は変更になる場合がございます。

今年は館内展示はございません。お庭のみとなります。

開館時間:10:00~17:00

休館日 :会期中無休

入場料:大人300円 中高生200円 小学生100円

※入場の際はマスク着用でお願いいたします。

マスクの着用がない場合は入場をお断りする場合がございます。

https://www.kominka-museum.com

北鎌倉古民家ミュージアムから、明月院までの間には誘い込まれたくなる路地がたくさん。民家の庭に咲くあじさいも、意外と見応えがあります。

明月院(週末閉門だけれど・・・)

美しい明月院ブルーで知られるあじさいの名所、明月院ですが、今年は密状態を避けるため、6月末まで土日は閉門。ですが・・・

こんな感じで閉められた門の上から、ちょっとだけでもとあじさいの写真を撮る人が絶えません。

門の上から撮った明月院の参道。平日なら絶対はずせない、鎌倉あじさいスポットです。

明月院(めいげついん)

所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内189

電話番号:0467-24-3437

拝観時間/入館時間:〔6月〕8:30~17:00、その他 9:00~16:00

拝観料/入館料:500円(高校生以上)、小・中学生300円

[6月、11月本堂後庭園公開:改めて500円]

障害者無料(要障害者手帳)付添1名無料

https://www.trip-kamakura.com/place/230.html

明月院から建長寺までの車道沿いの土手にも、あじさいが並ぶスポットがあります。こんなふうに、さりげなく道端に咲くあじさいが涼を感じさせてくれるのが、鎌倉のいいところ。

建長寺

建長寺は、鎌倉にある臨済宗の五大寺、鎌倉五山の第一位。その圧倒的な荘厳さは、境内に足を一歩踏み入れると肌で感じます。あじさい散策の前に、まず仏殿の御本尊・地蔵菩薩をお参りしましょう。

境内のあちこちであじさいを楽しめる建長寺ですが、ぜひ足をのばしてみてほしいのが、奥にある半僧坊。ひっそりと咲くあじさいの群れに癒やされます。

歩き疲れた人は、方丈の畳で吹き抜ける風を感じてみてはいかがでしょうか。清らかな風に心が開放されて、「無」になるひとときを過ごせますよ。

建長寺も、筆者が訪れた6月20日の午前は、そこまで混んでいませんでした。特に奥の半僧坊のあたりは人もまばらで穴場感がありました。

建長寺

所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内8

電話番号:0467-22-0981

拝観時間:8:30~16:30

拝観料:大人(高校生以上)500円、 小人(小中学生)200円

※お支払いはすべて現金のみ

※障害者手帳・療育手帳をお持ちの方は

ご提示いただきますと、ご本人と付添1名無料です。

https://www.kenchoji.com

鎌倉散策の裏技も要チェック!

あじさい散策と共に楽しみたいのが、おいしいグルメやスイーツ。おすすめのお店や、鎌倉散策をゆったり楽しむための裏技もぜひご一読を。

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