彼氏にうまく甘えていますか?甘えたいのに自分の気持ちを隠してしまう、そもそも甘え方がわからない、私って甘え下手(涙)…というあなた、ご心配なく。
あなただけではありません。私もそうでした。
でも、今は上手とはいえませんが、前より素直に甘えたり頼ったりすることができるようになりました!
今回は、同じ悩みを持つ大人の女性たちに、自分の体験から得た知識と調査した情報をもとに、甘え下手克服のコツをお伝えしたいと思います。
まずは、女性が甘えられない、甘え方がわからない理由について見ていきましょう。”甘え下手”の原因は、いったい何なのでしょうか?
性格のせい?彼氏に素直に甘えられない理由
大人になるにつれ、甘え方を忘れてしまった
これは人生の酸いも甘いも知りつつある、大人の女性に多いパターンではないでしょうか。大人になるにつれ甘えなくなり、そのうち、甘える方法を忘れてしまったことが原因です。
このタイプの女性は、何度か「甘えるきっかけ」を作ることで、まるで久しぶりに乗る自転車のように、甘え方を思い出せることが多いです。
男性に甘えるのは恥ずかしい
甘える自分を想像すると照れてしまったり恥ずかしくなって、実際に甘えられず、甘えることに対して苦手意識をもってしまうパターンです。
このタイプの女性は、恋人同士でがちがちなラブラブモード全般、例えば、彼に後ろからギュッと抱きしめられる、夜景を見ながら彼の肩に寄りかかるなどが苦手な傾向も見られます。
そもそも甘え方がわからない
両親が厳しく、子どもの頃に甘えられなかったため、そもそもの甘え方がわからないというパターンです。
例えば、
・両親が厳しすぎて、十分に甘えさせてもらえなかった
・両親が忙しすぎて、かまってもらえなかった
・両親が話を聞いてくれなかった
といった家庭環境で、「長女なんだから、しっかりしなさい」ということを強いられてきたり、我慢させられることが多かったことが原因といわれています。
このタイプには、思い切って甘えたのは良いものの、甘えの加減がわからず、甘え方に彼氏が引いてしまった…という苦い思いをした女性も少なくありません…。
自分に厳しく、プライドが高い
仕事ができて周囲から頼られる女性、「強く生きていこう」「負けてたまるか」と自分を奮い立たせて生きてきた女性も甘えられないことが多いです。
それは、プライドが邪魔して、人に弱みを見せることができないから。
甘えるためには、人に自分の弱い部分を見せることも必要です。しかし、自分に厳しく、プライドが高い女性にとっては、弱みを見せるという行為は自尊心を傷つけてしまう行為。
そのため、自分にブレーキをかけてしまい、なかなか甘えることができなくなってしまいます。
自分に自信がなく、尽くしてしまう
彼氏に尽くしていないと不安になってしまう女性も、甘えることが苦手です。
男性に尽くしすぎる女性は、自分に自信がない人が多く、「尽くすことで、相手の心のつなぎとめておきたい」「愛されるためには、彼に尽くさないといけない」と思い込み、本当の自分の気持ちや欲望を隠して、尽くしてしまいます。
甘えられない主な理由がわかったところで、早速、可愛い甘え方を知りたいところですが、その前にお伝えしたいのがあります。それは、甘えの種類。
ひとくちに甘えといっても、甘えにもいくつか種類があるのです。
実は、甘えにも種類がある
いちゃいちゃの甘え
よくあるラブラブモードのこと。
助けてもらう甘え
彼氏の力を借りること。例えば、重い荷物を持ってもらうことから、教えてもらう、デート代を出してもらうなどがあります。
許してもらう甘え
様々な言動を大目にみてもらうこと。しっかりしていないときも「しょうがないな」と思ってもらうなどがあります。
察してもらう甘え
言わなくてもわかるでしょう…という甘えです。
※男性に多く見られる甘えで、逆に男性は察するのは苦手な傾向にあります。
自分が甘えられない理由によって、トライしやすい種類の甘え、難しい甘えがあります。
甘えるのが恥ずかしい…という人は「いちゃいちゃの甘え」が苦手な傾向が強く、プライドが高い女性は「助けてもらう甘え」の傾向が強いといえるでしょう。
また、甘え方がわからない、加減がよくわからないという女性の場合は、「許してもらう甘え」が取り入れやすいです。
では、男性たちは彼女の甘えに対してどう思っているのでしょう?続いては、男性心理についてお話します。
「彼女の甘え」に対する男性心理
結論から、単刀直入に言いますと彼女に対して男性たちは
・彼女に甘えてほしい
・甘える彼女は可愛い
・甘えられて嬉しい
と思っている人がほとんどです!
先ほどもお話しましたが、甘えにはイチャイチャはもちろん、助けてもらう甘え、許してもらう甘えがあります。
それぞれの甘えに対する男性心理を見てみると…
・イチャイチャする甘え
→彼氏の心理:単純に彼女が可愛い~
・助けてあげる
→彼氏の心理:頼られたい欲求を満たすことができる
・大目に見て許してあげる
→彼氏の心理:包容力のある俺を感じることができる
(「察してあげる」は、男性は苦手なので割愛)
繰り返しになりますが、やっぱり男性は彼女に甘えられたいと思っているのです。
ただし、彼の仕事が忙しいとき、何らかの理由で心に余裕がないときには甘えても逆効果になることも。そういうときはそっとしておいてあげましょう。
で、甘えてほしい男性心理はわかったけれど、甘え方がわからないよ…。どうすれば良いの?
ということで続いては、彼氏に甘えるための心構えについてお話します。
甘え上手な彼女になるための心構え3つ
甘えたい自分の気持ちに素直になる
まずは、あなたの中のブレーキを外すことから。
「彼氏とラブラブしたいな」「今日はしっかりした自分でいたくない」「今、たいへんだから助けてもらいたい」といった、あなたの素直な気持ちが出てきたときに、「今の私はこんな気持ちなんだ」と認識して、それを否定せずに受け容れてみましょう。
人がたまには甘えたい、少し楽になりたい、と思うのは本能だといわれています。
甘えることは、恥ずかしいことでも悪いことでもないと、自分に言ってあげてくださいね。
彼氏を喜ばせるつもりで甘える
プライドが邪魔して甘えられない女性や、つい尽くしてしまう女性は、まずは彼氏を喜ばせるつもりで甘えて、頼ってみるのがポイント。
男性は甘えられるのが好きな生き物。
男性は女性に甘えられると、「自分にだけ可愛い部分を見せてくれてうれしい」「自分にだけ弱い部分を見せてくれている気がする」「頼りにしてくれて、うれしい」という心理になります。
ですから、あなたができなくて助けてもらうのではなく、あなたが幼い性格だから甘えるのでのなく、「彼氏が喜ぶから甘える」というふうに意識することで、そのうち、甘えることに慣れてくるはずです。
彼氏に甘えられるのは、彼女の特権だと思う
「彼氏に甘えられるのは、彼女の特権」。ですから、特権は使わないと損!くらいの気持ちが◎。
男性は女性に甘えられ頼られることで、自分の男らしさを認識し、前向きに頑張ろうと思う生き物でもあります。あなたが彼氏に甘えることが、彼氏を立てることにもつながると思ってみてくださいね。
彼氏に素直に甘えるようになる方法5つ
彼に「甘えるのが苦手」と伝える
あらかじめ、例えば「私、甘えるのは、恥ずかしくて苦手なの」というふうに、相手に伝えてみましょう。
そう伝えておくことで、心に余裕ができます。
あなたがうまく甘えられなくても、彼氏は「恥ずかしがっているのか」と思うでしょう。
また、彼氏から甘えやすい雰囲気作りをしてくれる可能性もありますし、彼氏に甘えられないのが寂しいと言われることもなくなるはずです。
彼氏を甘えさせる
先に相手に甘えてもらう作戦もおすすめです。
彼氏がすでに甘えていたら、そこまで恥ずかしくないはず。
ただ、相手男性のタイプによっては、逆に難しいケースもあるかもしれません。
彼氏が助けようとしたら、助けてもらう
自分からアクションを起こすよりは、相手のアクションを受け入れるほうが、ハードルが低いもの。彼氏のほうから手を差し伸べてきたら、「相手を喜ばせる」と思って、助けてもらいましょう。
助けてもらうことに、徐々に慣れていけば、自分から甘えることもできるようになります。
そして助けてもらったあとは、ありがとうと言ったり褒めてあげるのも忘れずに!
サインを決めて、甘えをリードしてもらう
甘えたいときに出すサインふたりで決めて、彼にリードしてもらうのもおすすめです。
例えば、「服を引っ張ったら、手をつないでほしい」というサインを決めておくのです。すると、あなたは服を引っ張るだけでOK。
自分から手をつなぐよりはハードルが低いでしょう?
彼氏へのバツとして甘えさせてもらう
「彼氏へのバツ」という口実をつければ、心のハードルが下がって、甘えやすくなります。
例えば、彼氏がデートに遅刻したりドタキャンしたり、あなたの誕生日を忘れたりしたときに、「遅刻したから、お仕置き!今日は一日中、ハグの刑(笑)」なんて言いながら、甘えてみるのです。
彼氏は、怒らずに可愛い対応をしてくれるあなたを、きっと愛しいと思うはずですよ。
甘えることに少しずつ慣れてきたら、自分から可愛く甘えていきましょう。
続いては、彼氏がキュンとする可愛い甘え方をご紹介します!
彼氏がキュンとする可愛い甘え方8選
素直に喜んでみる
男性は自分に素直な女性が大好き。
例えば、彼から「おいで」と言われたり手をつないできたら、素直に喜びましょう。「本当はこうしたかったけど、恥ずかしくてできなかった」という表情や態度が出ていると、さらにgood。
小さな頼みごとをする
繰り返しになりますが、男性は頼られることで男らしさを再確認でき、承認欲求を満たします。
彼氏が解決できそうな範囲内の小さな頼み事をして、それを叶えてあげることで彼氏はあなたに頼られてうれしい、彼女に甘えられて頼れられる俺かっこいい、と本能的に思うはずでしょう。
くっつく
言葉に出すのが恥ずかしい、声にするのが難しいという女性は、何も言わずくっついてみるのもおすすめです。
部屋でまったりしているときに、そばによってくっついてみる、テレビを一緒に見えているときに、頭を彼氏の肩に乗せてみるなど。人はスキンシップをとると、幸せを感じさせるホルモンが分泌されるそうですから、ぜひ彼にそっとくっついて甘えてみてくださいね。
服の袖を引っ張る、小指を掴む
多くの男性は女性に服の袖(か裾)を引っ張られたり、小指を掴まれると、なんだかか弱く感じて守ってあげたくなるそう。
人混みの中や、混んでいる電車でぜひトライしてみてください!
ただし、服がのびそうで嫌だという男性もいるようなので、彼氏がおしゃれに気を使うタイプの場合は、やめておいたほうが無難でしょう。
頭なでなでして欲しいという
大人になるとされることのなくなる、頭なでなで。でも、頭を撫でられるのは憧れる女性が多いのでは?
頭なでなでは、男性にとって彼女が可愛らしく感じてキュンとする、嬉しいスキンシップのひとつなのだとか。
言葉にするのが恥ずかしい場合は、彼氏の手を頭の上にのせてみてくださいね。可愛い彼女のことですから、自然となでてくれるはずです。
ポジティブな言葉を言う
「好きだよ」「ありがとう」「嬉しい」「幸せ」「最高」といった基本的なポジティブな言葉を彼に伝えてみましょう。
これらのワードは、付き合いたては言っていた人でも時間が経つにつれ言わなく言葉です。また、恥ずかしくて甘えられないという人は口にしにくいワードでもあります。
ですが、彼氏からすると「自分といてポジティブな状態になっているんだ」と感じることができ、とても嬉しいワードでもあります。
最初はハードル低めの「嬉しい」「ありがとう」から徐々にレベルを上げていってみましょう。
LINEなどメッセージで甘える
直接甘えるよりは、やっぱりLINEなどメッセージのほうがハードル低いもの。
ラブラブ感のあるスタンプを送ったり、ハートの絵文字を送ったりすることからスタートしてみましょう。
また、ついつい遠慮しちゃったり恥ずかしかったりして、甘えられなかったデートの後に、自分の気持ちを伝えてみるのもおすすめです。
耳元で愛の言葉をささやく
甘えることにだいぶ慣れてきたら、彼氏の耳元で「大好き」「かっこいい」「愛している」「ずっと一緒にいたいな」など、愛の言葉をささやいてみましょう。けっこう恥ずかしいですが、その分、彼氏の喜びも大きい甘え方です。
チャレンジできそうな甘え方はありましたか?
それでは最後に、甘えるときに気をつけたい注意点をお伝えしましょう。
甘えるときの気をつけたい3つの注意点
人前では甘えない
人前で甘えるのは避けたほう無難です。やはり人前で甘えられると恥ずかしいもの(大人の男性であればもっと)。甘えるのは、ふたりきりのときにしましょう。
甘えの安売りはNG
たくさん甘えると良いというものではありません。
いくら美味しいスイーツでも毎日食べたら、飽きてしまいますよね。
いつも彼氏に甘えてばかりだと、飽きてしまったり、彼氏の負担になったりする可能性があります。
これが正解という黄金ルールはありませんが、ほどほどの加減がよくわからない場合は、まずは「単純にデート3回に1回甘える」というふうに、回数で調整してみても良いと思います。
甘えとワガママは別物!
甘えがワガママにならないように気をつけましょう。甘えとワガママの境界線も、ハッキリした正解はないですが、
・彼氏の力ではどうにもならないことである
・彼氏が重要な何かを犠牲にしなくてはならないような理不尽である
・彼氏への思いやりと感謝がかけている
といった行動は、甘えではなく、ワガママといえそうです。
甘え上手は、愛され上手♡
甘え方がわからない…というあなた、少しは原因と解決方法がわかってきましたか?
甘えるというのは、本能のひとつ。いけないことでもないですし、恥ずかしいことでもないんです。オトナ女子だって彼氏の前では甘えん坊上等(笑)だと私は思います!
今回記事を参考に、ちょっとずつトライしてみてはいかがでしょうか。
あなたと彼氏が上手に甘えあえる、幸せカップルになれますように。
この記事を書いた人:
クチン
80年代に憧れ、90年代を引きずっているライター。将来は可愛いおばあちゃんになりたい! 「クチン」はインドネシア・マレー語で「猫」という意味です。