神奈川県教育委員会の桐谷次郎教育長は23日、県内の新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いていることを踏まえ、県立学校（高校、中等教育学校、特別支援学校）の通常登校の開始時期について「前倒しを図っていく」と述べ、8月31日以降としていた当初の方針を変更する考えを示した。
神奈川新聞社の取材に対し、県教委は「詳細な時期については詰めの検討中」として、24日に記者会見を開いて公表するとした。
県教委は5月22日に指針を策定。県立学校は登校頻度や在校時間など段階的に増やす形で今月1日から再開し、通常登校の開始は8月31日以降としていた。
桐谷教育長は23日の県議会本会議で、武田翔氏（自民党）の一般質問に答えた。
