津田と津商が初戦で激突 夏の高校野球 三重県独自大会

新型コロナウイルスの影響で中止が決まった夏の高校野球三重大会に代わる三重県独自の大会が、7月11日に開幕します。

この大会の組み合わせ抽選会が、23日に津市内で行われました。

三重県高校野球連盟が独自で開催する大会には、2つの連合チームを含む60チームが出場します。

例年、夏の三重大会の組み合わせ抽選会では、各チームの主将がクジを引きますが、今回は新型コロナウイルスの感染防止のため、高野連の役員が代理抽選を行いました。

大会の組み合わせを4つのブロックに分けて紹介します。

Aゾーン。一昨年夏の三重大会で初優勝を果たし、「日本一の下剋上」として全国で注目を集めた白山が入り、初戦で四日市中央工業と対戦します。

また、去年夏のベスト8の暁が、初戦で水産と戦います。

8年前、夏の三重大会を制した松阪は、伊勢と。18年前に甲子園出場を果たした久居農林は、四日市農芸と対戦します。

Bゾーン。県内の高校で唯一、夏の甲子園で優勝している四日市は、初戦で昴学園と対戦します。

このほか、過去に夏の甲子園を経験している四日市工業、津、明野、伊勢工業、相可がBゾーンに入りました。

神村学園伊賀の野球部は今年4月に発足したばかりで、今大会の初戦が初の公式戦です。

Cゾーン。去年夏のベスト4の宇治山田商業やベスト8の皇学館が、このゾーンに入りました。

また、一昨年春のセンバツでベスト4入りし、去年秋の県大会で3位の三重は、初戦で桑名西と対戦します。

一昨年夏の準優勝校で、去年秋の県大会ではベスト4に入った松阪商業など強豪校が揃いました。

四日市四郷と石薬師は、連合チームで大会に臨みます。

Dゾーン。去年秋の県大会で優勝し、今年春のセンバツでは東海地区代表として21世紀枠の候補校に選ばれた近大高専が、初戦で去年夏のベスト8に入った津工業と対戦します。

また、去年春夏連続で甲子園出場を果たした津田学園と去年秋の準優勝校の津商業が、初戦で激突します。

この他、いなべ総合や菰野といった強豪校がDゾーンに入りました。

三重県高校野球夏季大会は7月11日に開幕し、日程が順調に進めば8月2日に決勝が行われます。

三重テレビでは、松阪球場で予定されている全ての試合を生中継でお伝えするほか、伊勢球場の全試合の模様もインターネットサイト「バーチャル高校野球」でライブ配信することにしています。

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