バカンとスマートドライブ、公共交通機関の「密」状態を可視化する取り組みを開始

新型コロナウイルス感染拡大により、人々の「社会的距離」に対する意識が高まっている。特に、利用者が多い電車やバスによる移動は、時間帯によっては混雑し、いわゆる「3密」になる状況が多く発生する。サービス提供をする公共交通機関にとっては、乗客の「安心して移動したい」というニーズへの対応が課題となっている。株式会社バカンと株式会社スマートドライブは、バスなどの移動体の「密」状態を可視化する取り組みを開始する。同取り組みは、両社が提供するサービスを協働させることで、公共交通機関における「密」を可視化し、情報共有を目指すものである。家を出る前や公共交通機関の乗車前に、アプリなどで車両の「密」状態が把握できるようになることで、「3密」を避けた行動が可能となり、「密」状態のない車両を待つまでの時間を有効に過ごすことが可能になるとを想定している。車両の「密」の可視化は、バカンの混雑情報を把握するサービスと、スマートドライブの移動に関する走行データを可視化する技術をかけ合わせることによって、実現するという。今後、バカンとスマートドライブは、公共交通機関に関わる周辺サービスとの連携も視野に入れながらサービスの開発・提供を目指すとしている。

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