2020年、スーパーGT GT500クラスでRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GTをドライブする笹原右京が、アメリカのサイクリングブランドであるスペシャライズドの『e-Bike TURBOアンバサダー』に就任することになった。
笹原は幼少期からレーシングカートに挑み、ヨーロッパではロータックス・マックス・ジュニアで日本人初のワールドチャンピオンに輝くなど大活躍。ヨーロッパで四輪にステップアップしたが、2017年から日本でFIA-F4に参戦。全日本F3、ポルシェカレラカップ・ジャパンやアジアンF3での王座獲得を経て、2020年はRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GTのドライバーとして抜擢された。
そんな笹原の『挑戦を恐れず、飽くなき探求心でさまざまなトレーニングを取り入れ、夢に向かって進み続ける』という姿勢に感銘をうけたのが、『Innovate or Die（革新か、さもなくば死を）』を社是に革新的なサイクル用品の開発を行い、サイクリングを通してライダーの健康や生活の質を向上させている総合サイクリングブランド、スペシャライズドだ。
笹原には日々の移動はもちろん、身体に過度な負荷をかけることなく、心肺をはじめとしたトレーニングができる、スペシャライズドの最新のe-Bike『TURBO VADO（ヴァド）SL』を中心に乗ってもらうという。 また、レースウイーク中には、コースチェック等にも使用予定だとしている。
『TURBO VADO SL』は超軽量設計のクロスバイク型e-Bike。平均的なe-Bikeより40％も軽量で、日常生活に溶け込む軽さを実現。また、その軽量性からアシストが切れた場合でもスポーツバイクのライドフィールを損なわず、ライドを楽しむことができるという。
「このたび、スペシャライズドのアンバサダーを拝命しました笹原右京です。スーパーGT開幕が直前に迫り、ジムトレーニングで厳しく追い込む日々ですが、行きはVADO SLでアップしながら向かい、帰りはVADO SLでクールダウンと、過度な負荷がかからないVADOが僕にとって最適なアイテムになっています」と笹原。
「また周遊道路の勾配が多いサーキットでもレースに温存すべき体力を奪われることなく細やかな移動が可能になるのも嬉しいですし、アプリで自分の好きな設定ができることにより個々の味を出せるのも、ドライバーとしては面白く楽しい部分です。また時にはロードバイクのAllezでのロングライドをトレーニングに加えています」
「スーパーGTはファンや関わる方々にリスペクトされているカテゴリーと感じているところですが、サイクル用品においてこれほど革新的であるスペシャライズドもまたリスペクトすべきブランドです。レースもサイクルも自分のベストを存分に発揮し且つ真剣に楽しんでいきたい、そんな僕のスタイルがスーパーGTやスペシャライズドブランドへの貢献に少しでも繋がれば幸いです。どうぞよろしくお願いします！」
