【新型コロナ】海開き・各地で対応分かれる

海水浴シーズンを前に、和歌山県は県内20の海水浴場の水質検査を行い、すべての箇所で水質は泳ぐのに適していると判定され、病原性大腸菌「O-157」も検出されませんでしたが、ことし(2020年)は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、海開きをするかどうか、各地で対応が分かれています。

このうち、和歌山市の加太(かだ)や磯の浦(いそのうら)、有田市(ありだし)の地ノ島(じのしま)、日高町の産湯(うぶゆ)、白浜町の白良浜(しららはま)、串本町の橋杭(はしぐい)などは、場所によって、更衣室を設置しなかったり、シャワーの間隔を空けたりといった密接を避ける対策を行いながら開設する方針ですが、田辺市の扇ヶ浜(おうぎがはま)や、すさみ町のすさみなどは、ことしは海開きはせず、感染防止の看板を設置するなどの呼びかけを行う予定です。

このほか、那智勝浦町(なちかつうらちょう)では、ブルービーチ那智と玉の浦(たまのうら)の2箇所について、今週中に判断します。

県では「海水浴場が開設されるかどうかは、それぞれの市や町に確認して欲しい」と話しています。

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