大型スクリーンを大学に  資金調達手段の私募債活用

次世代の教育に役立ててもらおうと、生コンクリートの製造販売などをてがける三重県紀宝町にある岡本土石工業と第三銀行が24日、四日市大学に大型のスクリーンを寄贈しました。

岡本土石工業が第三銀行に発行した資金調達の手段の一つ、私募債の手数料の一部を活用したものです。

岡本土石工業では、これまでもさまざまな形での地域貢献事業を行ってきました。

今回は、地域密着型の教育に取り組む四日市大学に、教室の後方からでも見やすい大型スクリーンを寄贈しました。

22日から学校での対面授業を再開した四日市大学では、新型コロナウイルスの感染を防止するため学生同士の距離をあけて授業を進めています。

岩崎恭典学長は「今回のような非常時の授業だけではなく、さまざまな場面で活用しながら学生と地域に貢献できる大学にしていきたい」と感謝していました。

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