今年8月から来年2月にかけて、三重県南部の地域で自然体験イベントを行う県内の事業者に対し、三重県はイベント経費の半分を補助する支援策を発表しました。
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに自然の価値が見直されていることから、南部地域での自然体験の促進を図ろうというものです。
補助の対象となるのは、複数の県内事業者が連携して実施する南部地域での自然体験イベントで、感染症防止策が取られ、自然体験のPRにつながる行事です。
補助は上限を20万円とし、イベント経費の半分が事業者に交付されます。
また、三重県は県内の学校が南部地域で実施する社会見学や修学旅行などの教育旅行に対しても補助金を交付する支援策を発表しました。
学校から依頼を受けて教育旅行を企画実施する旅行事業者などに、児童や生徒1人あたり2000円まで、宿泊を伴う場合はそこに3000円加算して交付されます。
これらの支援策は、16日に県議会に提出された6月補正予算案に含まれているもので、30日の本会議で可決された場合は共に7月1日から申請の受け付けが始まります。
