伝説の大男「みそ五郎」がマスク着用 南島原

マスク姿の「みそ五郎」

 南島原市役所(西有家町)の倉庫屋上に展示されている伝説の大男「みそ五郎」像がマスクを着用した。
 その昔、同町の高岩山に住んでいたというみそ好きの大男で、像は毎年11月に開催の「みそ五郎まつり」のパレードで使用されている。マスクは、新型コロナウイルス感染防止対策の徹底を呼び掛ける目的で市民生活部の職員6人が取り付けた。
 高さ4メートルの大男だけに、マスクは縦約60センチ、横約70センチと通常の約5倍の大きさ。一時期、高騰したマスクだが、廃棄予定の懸垂幕で作ったため、経費はゼロ。市民のマスク忘れ防止に一役買っているという。

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