ヨイズ - 若手ギターロック大注目株のヨイズの初となる配信ライブ直前インタビュー!

ライブの為に生きてるしライブに生かされています

──どんなバンドを目指していますか

佐藤:悲しみをロックに、この言葉が似合うバンドになりたいですね。僕は人間の感情の中で悲しみに美しさを感じていて、それを4 人が奏でる音で表現したいと思っています。

──バンドにとってライブとはどんな位置づけでしょうか

佐藤:必要不可欠ですね。バンドは生き物ってよく言うけれど、本当にその通りで同じ瞬間なんて一度もない。ライブの為に生きてるしライブに生かされています。違う人間 である以上、メンバーそれぞれライブに対する想いも違うと思 います。でも結局みんなのゴールは一緒のはずだから、それが 化学反応を起こして毎回奇跡の瞬間が訪れます。それを楽しん でいる感じですね。僕だけかもしれませんが(笑)。

──楽曲を作るにあたって目指している点などはありますか

佐藤:どの楽曲を作るときも、自分たちの核となる部分は変わらないようにしたいです。歌詞やメロディだけじゃなく、その楽曲の中の全てのパートの全ての音で、悲しみや愛おしさなんかを表現したいと思っています。その完成したデモ音源をメンバーに聞かせた時の反応がいつも楽しみですね。

──今回の新譜について教えてください

佐藤:幸せというものを目の当たりにした時に、僕は時々殴られたような、世界の中でひとりぼっちになったような、そんな感覚に陥ることが昔からあるんです。リード曲になっている「悲しみにも花束を」は、僕のそういった類の心情を緻密に表現できたかなと思います。

──レコ発が中止になり配信ライブとなりましたがどのような気持ちですか

佐藤:今の僕達の気持ちをみんなに伝える機会をいただきました。会場で直接音を届けるのが難しい今、形は違えどライブができることに感謝しています。ヨイズでの配信ライブは初の試みなので、どこまで良いものを作れるのかとても楽しみです。

──まだライブを見たことのない読者にメッセージをお願いします

佐藤:音楽の在り方が変化しているけれど、6/26は僕達にできる最大限、いやそれ以上のライブをします。電波にのせた僕達の想いがあなたの心に届けば幸いです。 一緒に退屈な日々をぶっ飛ばしましょう! 何より皆さまが健康であること、そしていつかライブハウスで会えることを願っています。

ヨイズ

Vo,Gt 佐藤リョウスケ (漢字表記 : 佐藤良亮)の"良"という文字から「良いメンバーと、良いバンドで、良い音楽を」という信念 のもとヨイズと命名。 2019年、佐藤のソロプロジェクト「YOI’ S」としての活動を経 たのち、バンド「ヨイズ」を結成。同年4月5日に新宿 SAMURAIにて行った初ライブ"はじめまして"は即完となった。2020年6月26日に1st EP「悲しみにも花束を」をリリースする。

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