林家ひろ木さん(落語家)講演 宮崎政懇霧島地区

「笑いと健康」について語る林家ひろ木さん=25日午後、都城市のホテル中山荘

 宮崎政経懇話会(宮崎日日新聞社、宮日文化情報センター主催)の第372回霧島地区例会は25日、都城市のホテル中山荘であった。落語家の林家ひろ木さん(41)が「笑いと健康」と題して講演した。
 林家木久扇さんに弟子入りして18年になるひろ木さん。82歳と高齢の木久扇さんが何度も病気を克服してきたエピソードを紹介しながら「周りの人が異変にすぐ気付くことや日ごろから体のメンテナンスをすること、常に前向きでいることが健康には大切」と指摘。その上で、「笑うことはリウマチやがん、認知症に効果があることが医学的にも証明されている。『わはは』と笑えば元気に活躍できる」と訴えた。
 講演ではこのほか、落語や津軽三味線の演奏なども披露し、会場を沸かせた。

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