長崎県警、逮捕者の3人にPCR検査実施 いずれも陰性

 長崎県警は25日、新型コロナウイルスの感染が疑われる逮捕者が4月と5月に計3人確認され、PCR検査の結果、いずれも陰性だったことを明らかにした。
 定例県議会総務委員会で、小林克敏委員(自民・県民会議)の質問に菅谷大岳警務部長が答えた。
 県警留置管理課によると、3人は逮捕後、発熱や体調不良を訴えたため、保健所などに相談。PCR検査で、いずれも陰性が確認された。検査結果が出るまでの間、3人に関わった警察官や警察職員は感染予防の観点から出勤を自粛した。その後、感染が疑われる事例はないという。
 菅谷部長は答弁で「(感染予防の対応は)留置場でも一定程度、経験している。今後もこれまで通り対応していきたい」と述べた。

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