山下智久が「THE HEAD」第3話で豹変!「20回以上は撮り直した」迫真の演技に注目

山下智久が出演する大型国際連続ドラマシリーズ「THE HEAD」の第3話が、6月26日午後10:00からHuluで配信される。

ドラマは、南極にたたずむ陸の孤島・科学研究基地を舞台に、極限状態に置かれた人間たちが繰り広げる極限心理サバイバル・スリラー。山下は、科学研究基地の研究員・Aki(アキ・コバヤシ)役で出演。若くて将来有望な微生物学者で「ポラリスVI南極科学研究基地」の研究チームに初めて参加したアキは、越冬隊のメンバーにも選ばれ、生物学者・アーサー(ジョン・リンチ)の指導の下、博士号取得に取り組んでいる。優しい心の持ち主だが、実は別の顔も持っているという役柄を演じている。

第2話では、生存者のマギー(キャサリン・オドネル)の証言によって、第2の殺人が発覚した様子が明かされるとともに、アーサーが2人目の生存者として発見される。しかも、ラストにはアーサーの口から衝撃の発言も飛び出し、物語は新たな展開を見せた。

山下は「ストーリーを知っている自分が見ても、ハッとする瞬間が多々あった」と驚きを隠せない同作。第3話では、山下とドラマ「ペーパー・ハウス」の教授役でおなじみのアルバロ・モルテという、日本とスペインを代表する人気俳優2人が、真っ向から衝突する衝撃のシーンが登場する。犯人が誰かを巡り、疑心暗鬼になった越冬隊員たちが身の潔白を主張し合う中、ラモン(モルテ)がアキを挑発し、それまで優しく物静かだったアキが豹変する。

アキの隠されていた一面と、むき出しの感情があらわになる本シーン。撮影時には、山下とモルテが監督も交えて綿密に話し合い、アクションと感情の動きを一から構築。熱いディスカッションは長時間に及んだ。しかも、山下によれば、このシーンだけで「20回以上は撮り直した」という。「大変ですが、演じる側もやっているうちに、どんどんいい意味で入り込んでいくことができる。僕には新鮮でしたが、いい方法だなと思いながらやっていました。ぜいたくな時間でした」と振り返り、達成感と充実感をにじませた。

第3話では、ヨハン(アレクサンドル・ウィローム)が、新たに見つかったアーサーに聞き取り調査を行う。「マギーの話を信じるな」と話すアーサー。一方、マギーはヨハンに、技術者のニルス(クリス・ライリー)の遺体を解剖した時の様子を打ち明ける。ニルスの胸には「V」の字が刻まれており、これが越冬隊員同士の争いの引き金になったというのだ。当時、命の危機にさらされた越冬隊は、救援を求めるため、誰か1人を雪上車で一番近くの基地まで行かせることにした。しかし、この選出は、ある人物の策略によって操られたものだった。徐々に明らかになる惨劇の真相。そんな中、捜索チームは基地近くの雪の中からあるものを発見する。

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