日本最大級の産直市も 滞在型複合施設「VISON」

三重県多気町で地域活性化の拠点として整備が進められている、滞在型複合施設「VISON(ヴィソン)」の建設現場で、地方創生をめざす周辺の自治体らが視察を行いました。

「VISON」は、伊勢自動車道の勢和多気インター近くの約115万平方メートルに設けられるもので、薬草風呂やホテルのほか、和食や発酵文化を伝える施設や日本最大級の産直市などが計画されています。

現在、造成工事が終わり建設工事に入っているところで、28日の視察では多気町をはじめ志摩市や南伊勢町など周辺の自治体らがホテルや食エリアを中心に見て周り、完成に向けて期待を寄せていました。

「VISON」は、今年度中の整備を目指し、来年春にオープンする予定です。

また28日には、「VISON」を拠点として、交通や医療、物流などの分野で行政や企業が連携してデータを活用するための協議会が発足し、三重県南部を中心とした10の市町とITや金融、商社などの企業が参加しています。

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