各球団の命運を握る打者 MLB公式サイトが特集

2020年シーズンは60試合制という異例の形で行われる。そのため、1試合の重みは例年以上に大きく、もちろん、選手1人の働きがチームに与える影響も非常に大きい。メジャーリーグ公式サイトのウィル・レイッチは日本時間6月29日、「チームの命運を握る打者」を各球団から1人ずつ選出。チームが好成績を残すためには、彼らの活躍が必要不可欠だ。

ドジャースからは昨年のナショナル・リーグMVP、コディ・ベリンジャーが選出。昨年はチームが開幕49試合を消化した時点で打率.404、17本塁打、44打点、OPS1.271をマークする好スタートを切ったが、8月以降は打率.256、13本塁打、35打点、OPS.906と失速した。レギュラーシーズンが60試合しかないなかで、ベリンジャーの好不調はチームの得点力に大きない影響を与えるだろう。

ヤンキースからは大砲、ジャンカルロ・スタントンが選出。移籍1年目の2018年は158試合に出場して38本塁打を放ったが、昨年は相次ぐ故障により18試合のみの出場に終わった。レイッチは「健康を6ヶ月間保つより2ヶ月間保つほうが簡単だろう」と指摘し、「健康時に彼が何をできるかは誰もが知っている」とスタントンの実力に太鼓判を押している。

なお、レイッチが選出した30人の顔ぶれは以下の通り。

クリス・デービス(オリオールズ)
ラファエル・デバース(レッドソックス)
ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)
オースティン・メドウズ(レイズ)
ランドール・グリチック(ブルージェイズ)

ティム・アンダーソン(ホワイトソックス)
フランミル・レイエス(インディアンス)
C・J・クロン(タイガース)
サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
エディ・ロサリオ(ツインズ)

カルロス・コレア(アストロズ)
ジャスティン・アップトン(エンゼルス)
クリス・デービス(アスレチックス)
ダニエル・ボーグルバック(マリナーズ)
ルーグネッド・オドーア(レンジャーズ)

マーセル・オズーナ(ブレーブス)
コリー・ディッカーソン(マーリンズ)
ロビンソン・カノー(メッツ)
アンドリュー・マカッチェン(フィリーズ)
エリック・テームズ(ナショナルズ)

カイル・シュワーバー(カブス)
アリスティデス・アキーノ(レッズ)
ライアン・ブラウン(ブリュワーズ)
ジャロッド・ダイソン(パイレーツ)
ポール・デヨング(カージナルス)

スターリング・マーテイ(ダイヤモンドバックス)
トレバー・ストーリー(ロッキーズ)
コディ・ベリンジャー(ドジャース)
トミー・ファム(パドレス)
ハンター・ペンス(ジャイアンツ)

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