まずは現実を見よ!「元カレと復縁」するための7つの修行法

「復縁したい」という思いが強すぎると、彼にしつこくLINEしてしまい、ますます引かれてしまったり、苦しくてそれ以外のことに手がつかなくなってしまったりしがちです。本来、幸せになりたいから復縁したいはずですから、復縁を求めて不幸になってしまうのは、本末転倒です。今回は、淡々と復縁道を突き進み、焦りや不安を無くして、幸せを感じるための方法をご紹介していきます。

「絶対ない」と言われていても、復縁のチャンスはある!


ところで現在、あなたと元カレが復縁できる確率は何%あると思いますか?

「もう絶対に復縁はない」と言われましたか? 彼にはすでに新しい彼女がいるのでしょうか? そういった状況に置かれているとしたら、「復縁は難しい」と考えてしまうでしょう。

ですが、ひとつたしかなことは、「1%かもしれないけれど、復縁の可能性はゼロではない」ということです。

どんなに酷い別れ方をしても、「絶対にもう恋人には戻れない」ということはありません。なぜなら、人の気持ちや状況は変わっていくからです。

ですから、まずは「復縁できるかな。いや、できないかも。でも‥」と悩むのをやめましょう。復縁の可能性はゼロではありません。その可能性にかけるかかけないかは、あなた次第です。

「なぜ、あなたは元カレに振られたのか」を知ろう


彼と復縁する、と決めたら、まずはあなたが元カレに振られた理由を知りましょう。

振られる際に、「〇〇ちゃんの、〇〇なところが嫌だった」とはっきり原因を突きつけられた場合、ある程度納得感はあると思いますが、大抵の別れの理由は納得できないものですよね。

よくある別れの理由として、
・仕事が忙しいから
・〇〇ちゃんは結婚したいと言うけど、俺はまだ考えられないから
・他に好きな人ができたから
・本当は別れたくないけど、遠距離になったから
・マンネリ化してしまったから
などが挙げられますが、これらの意味するところは、実はたったひとつです。

それは、「愛していなかったから」です。

大好きな彼から愛されていなかったという事実は、とても辛いものでしょう。ですが、復縁を狙うなら、まずはしっかりと現実を認識する必要があります。

あなたは振られました。なぜなら、彼から愛されていなかったからです。

現状をしっかり認識できたら、次のステップに進みましょう。

元カレと復縁するためにしてはいけない3つのこと


まずは、復縁を焦っているときにしがちな、NG行為をご紹介していきます。

元カレと復縁するためにしてはいけないこと1 別れた直後に連絡する

別れた直後に、連絡をとるのはNGです。すぐに気持ちが変わることはありませんから3か月〜半年ほどは連絡をとるのを控えましょう。精神力が必要ですが、ここで連絡してしまっては復縁が遠のくだけです!

元カレと復縁するためにしてはいけないこと2 「ありのまま」を過信する

「いつか、私の良さに気がついてくれるはず」と、現状のままのあなたで復縁を迫るのはNGです。彼は、今のあなたを愛しませんでした。つまり、彼かあなた、どちらかが変わらなければ、彼があなたを愛することはありません。彼が変わることは期待できませんから、あなた自身が変わる必要があるのです。

元カレと復縁するためにしてはいけないこと3 媚びる・言いなりになる

復縁したいからといって、別れているのに深夜の呼び出しに応じる、など、彼に好かれようと必死になるのは、百害あって一利なしです。「復縁しなくても、彼女は自分に夢中なんだ」と思われたら、彼にとって復縁するメリットはゼロになります。

元カレと復縁するための7つの修行法


次に、元カレと復縁するための具体的な方法をみていきましょう。

元カレと復縁するための修行法1 ルックスをパワーアップする

人間は美しいもの、綺麗なものに惹かれます。とはいっても、美しくなれば彼から愛される、というわけではありません。重要なのは、彼がぱっと見て、「変わった」「綺麗になった」と思わせるよう、容姿をアップデートさせることです。「付き合っていたころの彼女とは何かが違うらしい」と思わせることで、「過去に振った知り尽くした女性」ではなく、「新たに出会い直すべき興味深い女性」になることができるのです。

元カレと復縁するための修行法2 元カレ以外の人とデートする

執着する人は、恋愛の敗者です。「この人は、自分に夢中で執着している」と思われるということはつまり、格下に見られてしまうということなのです。ですから、元カレにはくれぐれも執着心を見せないようにしましょう。振る舞うだけでは限界があるので、実際に執着心を無くしてしまうのが良いでしょう。
そのための手っ取り早い方法が、他の人とデートをすることです。興味を分散させることで、彼への執着心を低下させましょう。

元カレと復縁するための修行法3 夢中になるものを探す

執着心を無くすためのもう一つの方法が、夢中になるものを探す、というものです。恋愛だけに熱中している女性は、一時的には問題ありませんが、長期的に見ると魅力的には見えません。一度してみたかったことをリストアップして、片っ端から試してみるなど、夢中になれるものを積極的に探しましょう。

元カレと復縁するための修行法4 自分のスキルを向上させる

「執着心を無くす(減らす)」ことに加えて、「自己肯定感を高める」ことも復縁の武器になります。自分に満ち足りている人は、魅力的に見えます。自己肯定感を簡単に高められる方法は4つあります。
一つ目は、自分のスキルの向上を感じることです。簡単なことでいいので、進歩が感じられることをしてみましょう。「私ってやればできるんだ」という小さな積み重ねが、自信になります。

元カレと復縁するための修行法5 コミュニティに貢献する

二つ目は、コミュニティに貢献することです。趣味のサークルや職場など、どんなコミュニティでもいいので、自分がそのコミュニティのためにできることをしましょう。人間は社会的な生き物ですから、社会に貢献している、という認識が高まれば、おのずと自己肯定感は高まります。

元カレと復縁するための修行法6 クリエイティビティを発揮する

三つ目の方法は、クリエイティビティ(創造性)を発揮することです。モノを作ったり、文章を書いたり、絵を描いたりしてみるのもいいでしょう。また、仕事で時間を短縮するためのちょっとした工夫をしてみる、というのでも充分クリエイティビティの発揮だと言えます。同じことの繰り返しの毎日のなかで、ちょっとした創意工夫をしてみることは、自分の気持ちを自由にするのに役立ちます。 

元カレと復縁するための修行法7 身近な人を愛する

四つ目の方法は、他人に愛を与えてみる、ということです。復縁を願っているとき、彼から愛がもらえずに、飢えを感じてしまいがちです。「愛してほしい」という気持ちが強すぎると、まるで麻薬患者のように、そのことしか感じられなくなってしまいます。
そんなときに有効な方法が、自分から周囲の大切な人に愛を与えるということです。「実家に出向いて、家族のために料理をつくってあげる」「友達に日頃の感謝を込めて、本をプレゼントする」「残業続きの同僚の仕事を手伝ってあげる」といった、ささいなことでかまいません。してあげること、喜ばれること、を通して、「愛がほしい」と飢えることなく、自分の中に愛を感じることができるはずです。

元カレと復縁するための3ステップ


次に、具体的に復縁するためのステップをみていきましょう。

元カレと復縁するためのステップ1 友達として連絡する

3か月〜半年間連絡をまったくとらずにいたあと、友達として連絡してみましょう。共通の友人がいる場合は、複数人で会うことを提案してみましょう。

元カレと復縁するためのステップ2 恋愛感情を出さない・盛らない

彼と久々に会えたからといって、いきなり恋愛感情を出すのはNGです。また、「私は変わった」という印象を与えようと必死になってもいけません。ナチュラルに、親しい友達のつもりで接しましょう。

元カレと復縁するためのステップ3 話を聞き、良き理解者になる

自分の話ばかりせず、彼の現状について話を聞き出しましょう。そして、彼の良き理解者になるようにしましょう。決して焦って恋愛関係に戻ろうとしてはいけません。友達として定期的に会える位置をキープしておくことで、彼は次第にあなたのかけがえのなさに気がつき、愛し始めるでしょう。

焦りは禁物! 恋ではなく愛することで、彼の特別な人になれる


復縁したいなら、焦りは禁物です。「彼と復縁したい!」。それは、ある意味、あなたのエゴです。彼を愛し、彼の幸せを願うなら、「彼が幸せであればいい」と思うはずですから。エゴで突っ走るあなたの気持ちを、彼が受け止める義理はないのです。復縁を迫って、引かれてしまうのは、あなたのエゴを敏感に感じ取るからでしょう。

本当に彼の気持ちを取り戻したいならば、エゴではなく、愛から彼に接する必要があります。そして、彼を愛したいなら、まずは自分を愛する必要があるのです。

今回ご紹介した、7つの修行法は、自分を愛するためのレッスンだとも言い換えることができます。7つの修行を実践するのは、簡単ではないかもしれません。ですが、トライすることで必ず成長できます。

自分を愛することができるようになったとき、あなたにはどんな変化が訪れるでしょうか? 復縁に向けて堂々と歩きだすかもしれませんし、「あれ、ありのままの私を愛してくれない人に、なんでこんなに執着していたんだろう」、と彼への執着を完全に手放せるかもしれません。

どちらになるのか、ぜひ、ご自身で試してみてください。

この記事を書いた人:

今来今

編集者を経て複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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