【新型コロナ】6月末で4割給付 特別定額給付金、横浜市が見通し

横浜市役所

 新型コロナウイルス対策として国民1人10万円を配る「特別定額給付金」について、横浜市は29日、対象約182万世帯のうち、6月末時点で、4割の給付を終える見通しを明らかにした。

 同日に開かれた市会市民・文化観光・消防委員会で、市は23日時点での申請や給付状況を公表した。

 市によると、申請はオンライン、郵送を合わせて計約131万8千件を受け付けた(申請率は72%)。オンラインは5月28日から、郵送は6月9日から、それぞれ振り込みを開始し、23日時点で約31万4千件に給付。30日には約73万8件に給付できる見込み。

 5月18日に開設した専用のコールセンターの問い合わせ状況についても報告された。ピーク時の6月上旬には市民から1日約4千件の問い合わせがあった。現在も約3千件が寄せられており、「いつ振り込まれるのか」といった内容が大半という。これに市は「書類に記載漏れなどがなければ(申請から)3~4週間」と回答している。

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