プレミアム過ぎる! 日産 新型エクストレイル vs マツダ CX-5 話題の高級SUVを徹底比較してみた

日産 新型エクストレイル(4代目)[画像は北米仕様の新型ローグ2021モデル] vs マツダ CX-5

新型エクストレイルとCX-5のプレミアム度を徹底比較してみた

精悍さと妖艶さ、お好みはどっち!? エクステリア編

2020年6月、北米で発表された新型ローグ2021年モデル。日本では聞きなれない名前ですが、これこそが日本名「エクストレイル」の4代目。フルモデルチェンジし、グッとプレミアム度を増した印象です。北米では最も売れ筋のミッドサイズSUVだけに気合も十分。外観も精悍さを加え、プレミアムかつスポーティな雰囲気となりました。
いっぽう、プレミアムなミッドサイズSUVといえば忘れちゃならないのが、現行型で2世代目となるマツダのCX-5です。躍動感あふれるスタイルはマツダ自慢の“魂動デザイン”ならでは。そんな美しいボディを引き立てるテーマカラーのソウルレッドクリスタルメタリック独特の艶感も抜群です。

2台の個性を発揮する対照的なパワートレイン! メカニズム編

北米仕様のローグ2021年モデルでは2.5リッターガソリンエンジン搭載モデルが先行発表されましたが、日本仕様の詳細はまだ未発表です。2021年早々とも噂される日本向けの新型エクストレイルには、新世代型のe-POWER(シリーズ式ハイブリッド)も搭載される模様。その走りっぷりは気になるところです。
CX-5といえば2.2リッタークリーンディーゼルターボのパワフルな走りが人気ですが、この他にも2.5リッターガソリン直噴ターボ、2.5と2リッターのガソリンと、多彩なエンジンの選択肢を用意しています。また四輪駆動システムi-ACTIV AWDの高い走破性もCX-5の知られざる美点の一つとして挙げられます。

どちらも高級志向! でも日本仕様はどうなる!? インテリア編

3世代に渡り、アウトドアに強い“タフギア”として一貫したイメージを訴求し続けてきた日産 エクストレイルですが、北米仕様はちょっと様子が違うよう。4代目となる新型のインテリアは実に高級な仕上がりとなりました。日本仕様もこの路線へ移行するのか、それとも引き続き道具感の強いスタイルとなるのか、このあたりの動向にも注目です。
ホワイトやブラックのみならず、多彩なインテリアカラーがセレクト出来るのもCX-5のこだわり。また操作系やステッチの仕立てなど、細部の質感にまで配慮が施されているのも嬉しいところ。ロードノイズ低減や遮音性能の向上に加え、マツダが特に大事にしている、操縦安定性と乗り心地を両立させた人馬一体の走りにも注目したいところです。

ライバル車がひしめくミッドサイズSUVはますまず激戦区に

いかがでしたか。

それぞれ日産とマツダのこだわりが濃密にギュッとつまった、とてもプレミアムな2台でしたね。そんな新型エクストレイルの国内導入で、人気のミッドサイズSUVの戦いはますます激しくなりそうです。さて、アナタのお好みはどちらですか!?

[筆者:MOTA編集部]

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