県民対象クーポンなど 新型コロナ対策に補正予算255億円

三重県議会の本会議が6月30日に開かれ、医療提供体制の整備や観光産業の支援などを盛り込んだ新型コロナウイルス対策の補正予算案が全会一致で可決されました。

可決された補正予算案の総額は、約255億円となっています。

今回の補正予算には、県内の観光産業の早期回復を図るため、宿泊施設や体験施設の利用を促す県民対象のクーポン券の発行などに約7億7000万円。

また、感染者を受け入れる病床の確保などに約127億8000万円が計上され、医療提供体制の更なる整備が進められるほか、患者の治療などにあたった医療従事者にQUOカードを支給する事業に約7000万円が計上されています。

また、県内の主要農作物の安定的な生産を図る種子条例案など、補正予算案も含め19の議案が可決されました。

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