【新型コロナ】川崎・宮前老人福祉センター嘱託職員が感染 経路不明

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は1日、宮前老人福祉センター(同市宮前区)に勤務する嘱託職員の50代女性の感染が確認された、と発表した。軽症で、感染経路は不明という。市は2日からセンターを休館し、施設内の消毒と調査を行う予定。

 市によると、女性は県内在住で、生活相談員として週3日勤務。6月30日に発熱で休み、7月1日にのどの痛みもあったため市外の医療機関を受診、検査の結果、陽性と判明した。

 最後に出勤したのは6月26日で、受け付け業務に従事。勤務中はマスクを着用し、食事は個室で1人で取ったため、職場に濃厚接触者はおらず、体調不良を訴えている職員もいない。

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