本県全産業マイナス16 日銀6月短観

 日銀鹿児島支店が1日発表した本県と鹿児島県の6月の企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は全産業でマイナス20となり、前回調査(3月)から18ポイント下落した。新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の停滞で、2009年9月以来の低水準となった。本県は15ポイント悪化のマイナス16。
 製造業はプラス4からマイナス26と、マイナス超に転じた。非製造業は13ポイント悪化のマイナス17。非製造業のうち、卸・小売りは15ポイント悪化のマイナス37、サービス・宿泊飲食は12ポイント悪化のマイナス33だった。
 9月までの先行きは全産業でマイナス26、本県はマイナス29を見込んだ。

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