長崎県内の熱中症 6月最多78人 死者なし

 長崎県は1日、県内で6月に熱中症で救急搬送されたのは78人(速報値)だったと発表した。現在の調査を開始した2011年以降、同月では過去最多。死者はいなかった。
 搬送者の症状の内訳は重症4人、中等症35人、軽症39人。年齢別では75歳以上が35人で最多、65歳以上75歳未満が13人、40歳以上65歳未満が11人と続いた。
 県は「熱中症が周知され、比較的症状が軽い段階で通報するケースが増えてきたのも要因の一つ。水分をこまめに補給するなど対策を心掛けてほしい」と呼び掛けている。

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