架空請求で80万円被害 長崎県内の40代女性

 長崎県警は1日、架空請求詐欺の手口で県内の40代女性会社員が現金計約80万円をだまし取られる被害が発生した、と発表した。
 県警捜査2課によると、6月10日、「当選確定者に選ばれた」などと記載されたうそのメールが女性の携帯電話に届いた。女性は添付されたURLからインターネットサイトに接続。入江やクロサキと名乗る相手から「2400万円当選した」「当選金の贈与税として現金を入金して」などとうそのメッセージを送られ、これを信じた女性は同月25日までに5回にわたって計約80万円を指定された金融機関口座に振り込んだという。
 同月29日、女性は犯人側から手数料として約6万円の振り込みを要求された。電子マネーをコンビニエンスストアで購入しようとしたところ、不審に思った店員が声を掛け、女性が最寄りの警察署に届け出て発覚した。


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