政活費運用見直しで小委 県議会議運 西川副議長が辞職願

 長崎県議会議会運営委員会は1日、政務活動費の不正受給で5月に県議1人が辞職した問題を受け、議運内に政活費の運用見直しについて協議する小委員会(8人)を設けることを決めた。西川克己副議長(72)=平戸市区、4期目=から副議長の辞職願が提出されたことも報告した。
 小委員会の設置について、瀬川光之議長は「政活費の適正な執行と透明性の確保に向けた運用見直しを積極的に行い、県民に理解していただける見直し案を示す必要がある」と意図を説明した。
 議運では、西川副議長から「一身上の都合」を理由に、3日付で辞職願が提出されたことも報告。任期は4年だが、県議会では議長2年、副議長1年での交代が慣例化している。3日の最終本会議で辞職願を許可した後、副議長選を行い、新副議長を選出する運び。

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