まだ冷凍だけ? 味付け冷凍作り置きレシピで美味しく時短しよう

最近、忙しい方に人気の「作り置き」。冷蔵しておく作り置き常備菜は活用しやすいですが、冷凍するとさらにバリエーションが広がることをご存知でしょうか?

冷凍というと残った食材や、買いだめした食材を冷凍するイメージがありますが、きちんと下味を付けて冷凍することで時短にもなり旨みが増してさらにおいしくなる場合もあります。

そこで今回は、味付け冷凍常備菜の活用方法とレシピをご紹介いたします。

 

冷凍保存の基本ルール5つ

(1)冷凍庫での保存期間は約3週間~1カ月

冷凍庫に保存しているからといって、いつまでも保存しておくと味が落ちたり、傷んだりします。長くても1カ月以内には食べ切るようにしましょう。
また、一度解凍したものは必ず使い切りましょう。解凍したものを再冷凍すると、風味や栄養を損なうばかりか細菌も増えてしまいます。

 

(2)冷凍に向かない食材を覚えておく

冷凍することによって食感が落ちたり、成分が分離したりする食材があります。
冷凍に向かない食材…豆腐、厚揚げ、こんにゃく、大根など

 

(3)空気を抜いて密封して冷凍する

空気が残ったまま冷凍すると食品が変質しやすくなります。必ずピッタリと密封して冷凍保存しましょう。袋にストローを差し入れて中の空気を抜くと真空状態になりやすくお勧めです。

 

(4)平たく薄くして冷凍する

素速く凍らせることが味の落ちないポイント。
また、なるべく平たく薄くすると速く冷凍できます。使う目的に合わせて小分けにしておくと、解凍もしやすくなります。

 

(5)作りたてを冷凍する

冷凍保存とはいえ、古いものを冷凍すればそれだけ傷むのが速くなります。新鮮な食材を使用して作りたてを冷凍するようにしましょう。

 

作り置き冷凍レシピ:鶏肉のスタミナ焼き


1人分 120kcal

【材料】2人分
鶏もも肉…1枚

[スタミナだれ]
白みそ、赤みそ…各大さじ1と1/2
すりごま…大さじ2
にんにく(すりおろし)…小さじ1
七味唐辛子…小さじ1
酒…大さじ2
酢…大さじ1
しょうゆ…大さじ1

添えの野菜(ベビーリーフ、レモン、ミニトマトなど)…適量

【作り方】
(1)鶏肉は半分に切り、味が染みやすいように少し切れ目を入れて冷凍保存用バッグに入れる。

(2)スタミナだれの材料をよく混ぜ合わせて(1)に加え、よく手でもみ込み冷凍保存する。

(3) (2)を解凍して、鶏肉に付いているたれを手で取り除いてからグリルで焼き、添えの野菜と一緒に盛り付ける。

★1 Pointアドバイス

冷凍している間に鶏に味が染み込んでいくので、普通に作るよりも冷凍保存してからのほうがおいしくでき上がります。

 

作り置き冷凍レシピ:小松菜の中華風お浸し


1人分 88kcal

【材料】4人分
小松菜…1束
にんじん…1/4本
しめじ…1パック
オイスターソース…大さじ3

【作り方】
(1)小松菜は4cmの長さに切る。にんじんは1cm幅の短冊切り、しめじは石づきを取り除き手でほぐしておく

(2) (1)をゆでて水気を切っておく。

(3)鍋に(2)と水大さじ2(分量外)とオイスターソースを入れて混ぜ合わせ、ひと煮立ちしたら冷まして冷凍保存用バッグに入れて冷凍する。

(4)自然解凍して盛り付ける。

★1 Pointアドバイス

小分けカップに入れて冷凍すれば、そのままお弁当のおかずに使えます。
冷凍することでしめじの旨みもアップし、あと1品足りない時のおかずにもお勧めです。


作り置き冷凍を活用することで、時短や買いすぎによる無駄が減り節約にもなります。
ぜひ活用してみてくださいね!

この記事を書いた人:

ヘルスケアチーム

wellfy編集部公式のヘルスケアチームアカウントです。

© 株式会社メディアシーク