長野県中部を震源 松本市安曇で震度2 長野・岐阜県境付近で地震活動続く 4月下旬から『184回』観測

3日午前11時36分ころ、長野県中部を震源とする地震があり、松本市安曇で震度2を観測しました。震源の深さはごく浅く、地震の規模を示すマグニチュードは3.9と推定されます。

震度図(7月3日11時36分)

また、午後0時21分ころにも、長野県中部を震源とする地震が発生し、松本市安曇で震度1を観測しました。

長野県危機管理防災課によりますと、現時点で被害の情報は報告されていないということです。

4月下旬から長野・岐阜県境付近を震源とする地震活動が続いています。4月22日から震度1以上を観測した地震は184回にのぼります。(3日午前0時30分時点)

長野気象台は、6月に入ってから地震活動は回数、規模とも低下しているものの、マグニチュード3を超える地震も発生しており、引き続き、注意するよう呼び掛けています。

なお、焼岳山頂付近の地震活動は低調で、焼岳の火山活動に特段の変化は見られないということです。

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