売れそうなコンパクトSUVはどっちだ!? 日産キックス/トヨタ ヤリスクロスを比べてみた

日産 キックス/トヨタ ヤリスクロス

有機的でスポーティなキックス/水平基調で力強いヤリスクロス

新型キックスは存在感のある「ダブルVモーショングリル」を採用しながらも、クセは強くなく誰にでも受け入れられやすいデザインで、スポーティなテイスト。
新型ヤリスクロスは水平基調で、面を意識させるような力強さを感じさせるデザイン。キックス同様にクセは強くなく、多くのユーザーに支持されそうなデザイン。
新型キックスのリアビューは、ブーメラン型のリアコンビランプやリアのホイールアーチなど有機的なデザインが特徴。
新型ヤリスクロスは横一文字のLEDリアランプなど、フロント同様に水平基調でシンプルな構成となっている。大径タイヤや樹脂製のバンパーなど、ワイルドでタフな印象のデザインだ。

斬新なカラーのキックス/落ち着いたデザインのヤリスクロス

新型キックス 2トーンモデルのインパネまわりは斬新な色分けがされている。ナビの位置やスイッチ類のレイアウトなどはオーソドックス。

先進安全装備は衝突被害軽減ブレーキはもちろん、プロパイロットを全車標装備する。自車を真上から俯瞰した映像を写すアラウンドビューモニターもオプション設定されるなど、充実したサポート機能が備わっている。

対して新型ヤリスクロスは黒をベースに、水平基調かつナビに下側にスイッチ類を集中させた配置で落ち着いたデザインだ。

先進安全装備はベースとなるヤリスを参考にすると、通常の衝突被害軽減ブレーキの機能のほかに、交差点で右折時の対向直進車や、右左折時に対向方面から来る横断歩行者まで検知してくれる機能を備えるだろう。

さらに並列、縦列、そして区画線のない駐車もメモリ機能を使って可能としてくれる高度駐車支援システムトヨタ チームメイト[アドバンスト パーク(パノラミックビューモニター付)]もオプション設定されることが予想される。

新型キックスのラゲッジスペースは423LでコンパクトSUVトップクラス。ボディサイズは全長4290×全幅1760×全高1610mm。
新型ヤリスクロス(プロトタイプ)のボディサイズは全長4180mm×全幅1765mm×全高1560mm(アンテナを除く)であり、新型キックスに比べて全長は約110mm、全高は50mmほどコンパクト。荷室容が270Lのヤリスに比べ、ヤリスクロスは全長が240mm伸びるので、荷室容量も期待できる。

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